歯は元々白い色をしていますが、生活習慣やタバコなどにより、歯が黄ばんで黄色くなっているのは気になりますよね。
黄色く黄ばんだ歯は、歯の表面に汚れが付着していたり、着色されている状態です。
この黄ばみ、どのような場合に起こってしまうのでしょうか?
歯の黄ばみの原因は、食事や生活習慣!
歯が黄ばむ原因は、摂取する食事や生活習慣が原因となります。
ここではどのような原因によって歯が黄ばんだり着色していくのかお話していきましょう。
?食べものによる着色
食事の種類によっては、歯を黄ばませたり、着色させてしまう食べ物があります。
基本的に、色の濃い食べ物は着色をしやすいと言われており、ケチャップやカレー、ソースなどはそれにあたります。
また、色が濃く、なおかつ酸性の食べ物は歯を着色させやすくなります。
例えば、色の付いた炭酸飲料、みかんやオレンジなどの柑橘系の果物、ジュースなどは着色しやすい代表的な飲食物です。
食べ物による着色を落とすには、日々ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用したり、こまめな歯磨きが大切です。
歯科での定期的な歯のクリーニングも有効ですので、3~4か月に1度は歯科でクリーニングを受けるようにしましょう。
?喫煙による着色
タバコに含まれるタールは一般的にヤニと呼ばれ、黒色の粘着性のある成分です。
このタールは、非常に歯を着色させやすい成分で、タバコを長年吸っていたり、毎日多数吸うような人はタールによって歯が黄色く黄ばんできます。
また、歯だけではなく、その周りである歯茎にも悪影響を及ぼし、歯茎の色も変えてしまいます。
このタールは、通常の歯磨きではなかなか落ちないため、除去するには歯科での特別なヤニ取りクリーニングを受ける必要があります。
?神経が死んだ歯
歯の神経が死んでしまった場合、その歯は日々黒ずんでいきます。
歯の神経が通っていないため血液の流れも滞り、そのため歯が黒ずんでいくのです。
通常のホワイトニングでは神経の死んだ歯には効きません。
ですが、ウォーキングブリーチという方法を使えば、神経が死んだ歯の黒ずみもなくすことができます。
?金属アレルギーや詰め物の腐食
詰め物に金属が使われていたり、詰め物に細菌が溜まって腐食している場合も歯の色が変色します。
黄ばみというよりも、黒く黒ずんでくる状態ですので、このいうな場合はすぐに歯医者を受診しましょう。